2020年のアジトTV、当時新メギドの紹介をメイドのルネと共に行っていたハヤカワさんから重要な事として、「ゼパルの特性条件に合う」「パイモンの特性・覚醒スキルは無効」であると直々に紹介され、ソロモン王たちを驚かせた男の娘メギド、スコルベノト。
あ、ゼパルの特性は男性数に応じて攻撃力上昇、パイモンはその逆で女性が多いほど攻撃力上昇、覚醒スキルは女性キャラを魅了です。
初登場イベント『カカオの森の黒い犬』ではストーリー開始早々、戦争は嫌だしたくないと拒否し続け、ソロモンたちに負けると自分の命惜しさに即降参して、計画をベラベラ喋りまくったその姿に「メギドとしてどうなのか?」「クズだ」と少々騒がれました。
でも実装当時は一番若いバナルマ明けして3ヵ月、加えて戦争嫌いなので、そんな反応しても可笑しくない?
現代で例えると、自動車教習所に行った初日に「練習なしで路上に出ろ」と言われたような感じ?
それは自分も嫌ですね。
そんなちょっと身勝手でワガママな一面がチラチラ見られるスコルベノトですが、元ネタだと宮廷を取り仕切る側近という、結構重要な立場にいた悪魔。
そして男の娘な理由は、大人気ラノベでも活躍する、ナニをアレされた役職の長だからなのです。
スコルベノトはどんな悪魔?
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スコルベノト – メギド72攻略wiki
悪魔スコルベノト(スコル・ベノト)は、コラン・ド・プランシー著『地獄の辞典』にその名が記されている低級悪魔。
ベルゼブブの配下であり、地獄の宦官長であるとされています。
あと、嫉妬の悪魔であるとも。
原作小説・漫画・アニメも大人気、芦田愛菜さん主演で実写映画化も決定した『薬屋のひとりごと』で知ったという人も多いであろう宦官は、中国・韓国など漢字文化圏の国で広がった去勢、特に完全去勢された官吏(国家機関に勤務する人)のこと。
だからスコルベノトも男の娘。
悪魔スコルベノトが就いているとされる宦官長の仕事は、言葉だけ見ると宦官達をまとめるリーダーだけのように思えますが、実際は宮廷組織での後宮の統括・王族の私生活管理・財産管理・秘書業務・警備監督など、非常に多岐に渡りました。
『地獄の辞典』は地獄を近世ヨーロッパ王宮のように描いているため、ここでいう宦官長とは「ベルゼブブの宮廷を取り仕切る最高側近」に近い存在だった可能性があります。
中世ヨーロッパでは宦官長という役職は、王の寝所管理人・宮廷秘書長・内廷長官という意味合いで使われることもあったので。
メギドだとベルゼブフとの関りはそんなに…
いや、あった。メギド72公式YouTubeチャンネル内の『ベルゼブフと一緒に戦ってみた』で一緒に編成されたよ確か。
日本では存在しなかった?宦官
画像はラッシュ
スコルベノト(ラッシュ) – メギド72攻略wiki
上記に挙げた『薬屋のひとりごと』といった宮中を舞台にした小説や、中国・韓流ドラマなどの影響で、日本でも宦官という役職は割と知られるようになりました。
そんな漢字文化圏の国で広まった宦官ですが、日本では宦官制度は導入しなったとされています。
そもそも宦官となる者は、異国の奴隷・宮刑を言い渡された犯罪人・敵の捕虜でした。
宦官は古代中国において死刑に次ぐ刑罰、またはその代わりと位置づけされていて、当初は去勢刑に追加で科された宮廷で強制労働させる刑(宮刑)の意味だけだったのですが、これが後に懲罰全体を宦官と呼ぶようになったとされています。
これはペット、特に去勢する前と後のオス猫を飼ってる人なら心当たりがあると思いますが、人間でも動物でも去勢をすると体内のホルモンバランスが崩れるため、様々な影響が心身に現れるようになります。
去勢された男性の特徴として性格が温厚になり、完全には無くならなくても性欲も薄れ、身体つきもふっくらと中性的に、特に声変わり前に去勢された場合だと、ほぼ女性と言えるくらい高い声を保ったままとなるそうです。
あと、ひげが薄くなったり抜けたり、胸が女性のように膨らんだり、体臭がキツくなったりしたとか。
最後の一つは勘弁。
男性の持つ攻撃的な面は抑えられても女性より勝る筋力と体力を持ち、そして何より、宮中で暮らす妃たちを間違って妊娠させる心配がないため、宦官は宮中で重要な労働力として重宝されました。
その後時代が進むにつれて、宦官が政治的に重要な役目が任されることが多くなると、皇帝に気に入られれば出世できるし将来も安泰ということで、自分からブツを切って宦官となる人間が現れるようになりました。
南漢国(現在の広東省・広西チワン族自治区・ベトナム北部)は特に宦官を重用したことで知られていて、官僚登用の試験である科挙の成績優秀者は、性器切断してから登用されたほど。
958年~971年の時代では、総人口100万人に対し宦官が2万人、国中の男性50人に1人は去勢していたことになります。

そうまでしても出世したいという、古代中国男性の出世意欲ヤバし!
しかしそんな中国・韓国で(色んな意味)で愛された宦官ですが、冒頭に言った通り、日本では導入されなかったとされています。
ただ日本書紀には「官者」と書かれた箇所があるので、少なくとも古墳時代には存在はしていたけど、その後続く事のなかった一時的なものではないか、という説があります。
刑罰としての宮刑は鎌倉時代や、室町時代には存在したらしいのですが。
日本で宦官が導入されなかった理由はハッキリしていませんが、理由の一つとして考えられているのは、日本では斬首(打ち首)以外で身体を切断する刑罰が嫌悪される、文化的傾向のためだとされています。
そのため、安定的に宦官が供給できるほど宮刑は行われなかったのだろうと。
確かに、時代劇でも打ち首以外で人が死刑になる場面って見ませんよね。
切腹はどうかって?あれは、武士が自身の身の潔白を証明する目的を含んだ自殺なので、刑罰ではないんです。
そしてこれは個人的な考えですが、日本が島国であったことも理由ではないかと思っています。
他国と陸続きの大陸と違い、常に領土を狙って戦争を仕掛け来る異国・異民が少ないから、奴隷や捕虜といった宦官の元となる人間が、日本国内に数多く存在しなかったのではないかと。
例え戦で敵軍に捕まっても、『生き恥を晒すくらいなら自ら腹を切る!』といった、潔い武士道精神を持ってますからね日本人は。
こうして宦官の歴史を紐解いていくと、スコルベノトもこんな感じだよな~と思いますね。
どんなに強面なメギドであろうとも「リボンを付けてください」と迫る、古代中国男性に負けない欲求。
そして「好きなものは好き、嫌なものは嫌。戦争はしたくない!」と、武士のように曲げない鋼の意思。
それでもいざという時は嫌だ嫌だ言いつつも幻獣には向かっていくので、この先成長していけば男…漢を見せる時が来る?
いや来ないだろアレは。
おまけ:スコルベノト風フラペチーノ

スターバックスでスコルベノト風カスタマイズをしてみよう!
最後におまけとして、スターバックス店員を目指している自分がスコルベノトをイメージしたカスタマイズはどんなものになるか?ChatGPTで聞いてみました。
そしてChatGPTから返ってきた、スコルベノト風フラペチーノレシピがこれです。
【注意!:実際にカスタマイズしていないため、味については保証できません。】
スコルベノト・フラペチーノ
ベース:バニラ クリーム フラペチーノ
カスタマイズ:
1.オーツミルク変更
オーツミルクにすると、ミルクの角が少しやわらいで全体がやさしく丸い味に。
スコルベノトの「かわいいものが好き」感じに合い、見た目の印象も、味の印象もふんわりします。
2.チョコレートチップ追加
スコルベノトの「ひらひら」「リボンっぽいものが好き」という雰囲気に対して、甘いだけではない、少し遊びのある可愛さを足せます。
3.チョコレートソース追加
上からとろっとかかる線がフリルやリボンみたいに見えて、「ひらひらしたものが好き」という印象にかなり合います。見た目にも少し甘さにも、きゅっと締まるアクセントに。
イメージ:見た目は白いフリルに黒の差し色、味はやさしく甘いけれど、少しだけ引き締まった印象でスコルベノトの「かわいいを貫く」「でも甘ったれすぎない」感じを表した一杯です。



