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10月11日にバブルガムフェローが育成ウマ娘として実装されました。
ウマ娘公式サイトでのキャラ説明は、ハジけるポテンシャルを持つ勇猛果敢な切り込み隊長であり、父のクラブでは「四天王」の1人と称され、同じように呼ばれたウマ娘たちとレースでの活躍を誓い、日々、夢に向かって励んでいるとなっています。
しかし公式サイトからの紹介文を見ても、実際の競走馬はどのような馬だったのか?『四天王』とはいったい何のことなのか?
ウマ娘から競馬に興味を持ったり、始めた人はわからないかと思います。
そこでこの記事では、ウマ娘として実装されたバブルガムフェローがどのような競走馬であったかを簡単にご紹介します。
この記事の作者も競馬はウマ娘からなの初心者なので、
血統図や戦績について詳細には書けていません。
ご理解ください。
3歳で天皇賞(秋)制覇した競走馬『バブルガムフェロー』
https://umamusume.jp/character/bubblegumfellow
競走馬『バブルガムフェロー』は1993年~2010年に活躍し、1995年最優秀3歳牡馬を受賞した競走馬です。馬名の意味は『風船ガムを噛む奴』。
エアグルーヴ・シンコウウインディと同期であり、史実で対戦経験のあるウマ娘は以下の6人です。
- ナイスネイチャ 96年天皇賞(秋)
- サクラローレル 96年天皇賞(秋)
- マヤノトップガン 96年天皇賞(秋)
- マーベラスサンデー 96年天皇賞(秋)・97年宝塚記念
- エアグルーヴ 97年天皇賞(秋)・ジャパンカップ
- サイレンススズカ 97年天皇賞(秋)
現在の3歳馬が菊花賞に進まず、天皇賞(秋)を目指すローテーションを取ったことは当時としては珍しかった中、バブルガムフェローは1937年の第1回天皇賞を制したハツピーマイト以来59年ぶり、グレード制導入後&距離2000m短縮後は初の快挙で96年・97年の天皇賞(秋)を優勝しました。
しかもこの時、皐月賞直前に故障が発覚し全治半年の休養明けであり、天皇賞(秋)本番では岡部騎手が海外遠征で不在というトラブル続きの中での天皇賞(秋)制覇でした。
96年、天皇賞(秋)。
挫折が教えてくれる道がある。
全治6ヶ月の悔しさは、エネルギーへと化けた。
“世代の壁を破壊した馬”バブルガムフェロー。
僅か3歳で天皇賞を勝つなんて。
爆発が世代を超える。
──2013年JRA CM「The LEGEND 天皇賞(秋)」より
四天王と呼ばれても対戦経験ナシ⁉『サンデー四天王』とは?
「ウマ娘」、新ウマ娘「バブルガムフェロー」発表 – GAME Watch (impress.co.jp)
バブルガムフェロー紹介ページには、父のクラブでは「四天王」の1人と称されていると記載されていますが、この「四天王」とは一体なんのことなのか?
これは、サンデーサイレンス産駒の駿馬4頭をまとめた呼び方のことを指しています。
初代産駒であるフジキセキ・ジェニュイン・ダンスパートナー・タヤスツヨシの4頭がG1勝利、優駿牝馬を受賞したことで、「サンデー旋風」が巻き起ります。
そしてサンデー旋風の中でデビューした2世代目の産駒、ロイヤルタッチ・イシノサンデー・ダンスインザダーク、そしてバブルガムフェローの4頭は早くから活躍し、「サンデー四天王」(または「サンデーサイレンス四天王」)と呼ばれるようになりました。
しかし、ロイヤルタッチ・イシノサンデー・ダンスインザダークの3頭がワン・ツースリーフィニッシュを飾った、GⅢラジオたんぱ杯3歳S(現:ホープフルS)にバブルガムフェローは出走しておらず、GⅠ朝日杯3歳Sで勝利しています。
バブルガムフェローはロイヤルタッチ・イシノサンデー・ダンスインザダークの3頭と直接対決はしていないのですね。
それでもこの4頭が2世代目のサンデーサイレンス産駒組として「サンデー四天王」(または「サンデーサイレンス四天王」)と呼ばれ、現在でも親しまれています。
残る3頭のウマ娘化にも期待したいです。