メギドイベントストーリー東方編の主役のツルギ、今は継承したのでカガセオですね。
ソロモンと違って正統派主人公という見た目は、デザイナーだよりによるとそのまんまの見た目、桃太郎がコンセプトとなっています。
腰にきび団子をつけてたら完璧ですけどそこはメギドなので。
犬・サル・雉もいませんし…いや、サルと雉(鳥)はいたか。
歌舞伎の演目の一つ連獅子もモチーフだそうですが、こちらはツルギではなくアマツ(カガセオ父)の方が強く出ている印象です。
東方編はエルプシャフトへの謀反から始まるストーリーであり、その主人公であるツルギが継承したカガセオは日本神話で異例の、神に逆らった悪神。
外伝ともいえるメギドの東方ストーリーの主役を務めるのに、これ以上ピッタリのものはないでしょう。
カガセオはどんな悪魔?
カガセオの詳細情報 – 【公式】メギド72ポータルサイト
カガセオ(香香背男)またはアメノカガセオ(天香香背男)は日本神話に登場する星の神、アマツミカボシ(天津甕星)の別名。
日本神話でも『古事記』には登場せず、『日本書紀』の葦原中国平定(あしはらのなかつくにへいてい)にのみ登場します。
カガセオは明けの明星、または宵の明星(金星)の象徴と考えられ、太陽に匹敵する輝きを持つ強大な神ですが、日本神話において星の神は服従させるべき「まつろわぬ神」とされています。
(これは朝廷に従わない部族が星神を信仰していたため)
まつろわぬ神って呼び名、メギドっぽくて好き。
また明けの明星はラテン語でルシファー。
つまりカガセオは日本版ルシファーのような存在だといえるでしょう。
デザイナーだよりでも原典のモチーフが同系統のため、メギド体のデザインはルシファーを『洋』で曲線的、カガセオを『和』でゴツゴツとしたデザインになるよう意識したとか。
こだわりがすごい、さすがメギド運営!
別に悪いことはしていない、でも悪神。
カガセオ:デザイン画
デザイナーだより vol.82 – 【公式】メギド72ポータルサイト
日本神話では異例の悪神として語られているカガセオですが、人間に危害を与えたり天災を引き起こすようなことは特に何もしていません。
カガセオのしたことと言ったら、天照大神(アマテラス)による国譲りの際に他の神々に屈服することを拒否して、最後まで抵抗しただけ。
『日本書紀』巻第二 神代下 第九段本文 【現代語訳】
一説によれば「二神(タケミカヅチとフツヌシ)は、ついに邪神や草木・石の類を誅伐し、皆すでに平定した。唯一従わぬ者は、星の神・カガセオのみとなった。 そこで倭文神・タケハヅチを派遣し、服従させた。そして、二神は天に登っていかれた。倭文神、これをシトリガミと読む。」
「大勢力である自分たちに従わないから悪い奴」という理不尽な理由です、ひどい!
しかも最終的には、神話における平定の対象として建御雷神(タケミカヅチ)などの神々に征服される役割、要するにやられ役となってしまいます、さらにひどい!
東方ストーリーはカガセオ(父)が自分たちを冷遇するハルマに対し不信感を抱いてメギドラルに寝返ろうとしたことから始まる反逆の物語ですし、心優しい後任カガセオ(ツルギ)がハルマの継承メギド達への扱いに対して憤りを隠していなかったことも、元ネタを知るとより理解できるのではないでしょうか。
ただカクリヨと交流を持っているハルマは、シバに仕えるミカエルたちとは別の勢力だそうです、そのハルマは今一体どうしてるのでしょう…?
おまけ:カガセオ風フラペチーノ
スターバックスでカガセオ風カスタマイズをしてみよう!
最後におまけとして、スターバックス店員を目指している自分がカガセオをイメージしたカスタマイズはどんなものになるか?ChatGPTで聞いてみました。
そしてChatGPTから返ってきた、カガセオ風フラペチーノレシピがこれです。
【注意!:実際にカスタマイズしていないため、味については保証できません。】
カガセオ(ツルギ)・フラペチーノ
ベース:抹茶クリームフラペチーノ
カスタマイズ:
1.ホワイトモカシロップを2ポンプ追加
カガセオの育ちの良さや清らかな印象をホワイトモカの優しい甘さで表現しました。
2.バニラシロップを減らす
抹茶とホワイトモカの風味を邪魔しないよう、バニラシロップを少なめにします。
3.ホイップクリーム増量
ホイップの柔らかい甘さで、カガセオの優しさや寛大さをイメージ。
4.抹茶パウダーを増量
抹茶の風味を強めにすることで、日本的な落ち着いたイメージを強調しました。
5.チョコレートソース追加
カガセオの芯の強さや勇敢さを表現するため、ホイップの上にチョコレートソースをかけてアクセントを加えました。
イメージ:抹茶のほろ苦さとホワイトモカの甘さのバランス絶妙な、カガセオの強い意志と優しさを感じさせる、和風を意識したカスタマイズです。