真メギドではキマリスと同じく、リジェネ前後どちらもイベント配布で手に入るメギド、ブニ。
初登場のイベント「上書きされた忠義」は後にイベントテキストが修正されましたが、それでも『クソロモン』の一言に度肝抜かれたソロモン王は多いはず。
そしてガチャで手に入る万能タンク・ザガンと同じスキルを持ち、ザガンより早く動けるという利点から、非常に優秀な配布メギドの一人。
EV指名チケでザガンと比べて手軽に魔重できる所も嬉しいポイントですよね。
そんなブニは元ネタでも、我らがブネさんの部下たち。
実はブニって、一人の悪魔を指す名前ではないんです。
ブニはどんな悪魔?
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ブニ – メギド72攻略wiki
悪魔ブニは『地獄の辞典』によるとソロモン72柱の26番目に位置する悪魔、ブネの配下である悪魔(魔神)達のことで、『悪魔達』という表記からブニとは個体名ではなく、ブネに従属する悪魔の一群を指す呼び名であるとされています。
ブネの配下はあの子も、その子も、みんなブニ。
元々『ゴエティア』ではブニ「Bunis」はブネ「Bune」の異綴(いてつ:発音は同じでも綴りが異なる単語)とされ、ブネとブニは同一の存在でした。
のちにフランス語・ラテン語版『ゴエティア』や写本転写で”Bunis” と表記されますが、この時点でもまだブニはブネから独立した存在ではありません。
1863年、コラン・ド・プランシー著の『悪魔の辞典』でようやくブニはブネの配下として独立した悪魔となるのです。
いやー、長かった。
『地獄の辞典』ではタタール人(旧ソ連領内のトルコ系住民)に恐れられた悪魔だと記され、その性質は生真面目なメギドのブニとは違って、結構やっかいなものです。
- 非常に悪意がある
- 力は大きく、その数は計り知れない
- 悪意から身を守るためには、明確な良心(汚れたことがない・心に後ろめたさがない)が必要
しかしタタール地域の魔術師・術者はブニたちを飼いならし、未来予知や占術に利用してブニが未来を発見したことを自慢するとか。えぇ…それってどうなの?
これはアレですかね、ガギゾン被害者第一号の元ネタ?
でも自慢はしてなかったよな、ガギゾン。
実際はほとんど存在しなかった『女騎士』
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ブニ(バースト) – メギド72攻略wiki
メギドのブニといえば、サレオスまでとはいかなくても光り輝く見事なでこっぱち…いえ、ニキビ1つないキレイな額と身に包んだ鎧。
剣や槍、そして盾を持った様々なファンタジー作品でみられる『女騎士』といった見た目をしていますが、この女騎士とは宗教上の理由から現実では存在しない職業だといわれているのです。
そもそも中世ヨーロッパにおいて騎士とは、土地の支配権を認められる代わりに、騎兵として戦うことを義務付けられた身分のことを指します。
「騎士」は単なる戦士ではなく、宗教的・社会的役割を持つ身分制度上の存在でした。
具体的な騎士の定義は以下の通り。
- 領主に忠誠を誓い、軍事奉仕(主に騎馬戦)を行う
- 封土や称号を与えられる
- 「叙任式」で宗教的な儀式を経て、正式に騎士となる
- 『騎士道』と呼ばれる道徳・宗教的価値観(信仰・忠誠・貞潔・女性への礼節など)を重んじる

『叙任式』とは王族(主人・主君)が剣で肩をペチペチ叩くアレ。
そして中世ヨーロッパ社会では、キリスト教会が文化と法の根幹を支配していました。
教会は「戦い=男性の務め」「女性=家庭・信仰・貞淑の象徴」と定義し、戦うことは「流血を伴う暴力」であり、女性の「聖母マリア的役割(母性・慈愛)」と両立しないという考えから、「戦士の役割=男性だけのもの」という宗教的な前提があったのです。
それに加えて、騎士は領地を得て馬・武具を維持しなければなりませんでした。
しかし女性は原則として「夫または父の所有物(法律上の保護下)」とされており、女性が領地を相続しても、実戦に立つのではなく代理(家臣や夫)を立てるのが当時の常識。
女性が軍事奉仕することは、制度的にも想定されていませんでした。
そのような理由から、当時の価値観で貞淑・慈愛・受容が象徴とされたいた女性が剣を取ることは、「秩序を乱す」ことだったのです。
まぁ一昔前の日本も、男は外・女は中(家庭)という考えでしたからね。
こういった価値観は世界共通なのかも。
しかしそれは『王族から任命された階級の』騎士の話で、実際に少数ながらも女騎士は存在していました。
フランスを救ったオルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルクは女騎士として有名ですよね。
彼女は敵も味方も男だらけの戦場で自身の貞操を守るため男装をしてましたが、実際に鎧を身にまとって戦ったのはオルレアンを開放する時の一回きりでした。
そのため彼女は『王族から任命された階級の騎士』の定義に該当しないため、厳密にいえば騎士ではないのです。
しかしジャンヌ・ダルクが「女性の英雄」「国家・信仰の象徴」として再評価されると、「女騎士」=「強く高潔な女性像」の象徴となります。
彼女をモデルにした創作物の影響もあり、女騎士は現在でファンタジーには欠かせない存在となったのです。
そして現代のイギリスでは、勲章の授与時に王室から授与される栄誉称号という形で「ナイト(騎士)」の名は残っています。
これには男性・女性関係なく、俳優・女優・歌手・スポーツ選手や学者といった称号を授与されたイギリス人は、男性はサー(日本では卿とも)、女性はデイムと呼ばれます。
ちなみにステーキの王様、牛肉の高級部位であるサーロインも、16世紀頃のイギリス国王ヘンリー8世があまりの美味しさに感動し、『サー』の称号を与えたという有名な逸話が残っています。
ゲームだと取るの大変なのに、現実だと結構すんなり与えるんだな称号って。
元ネタがほとんど姿がわからない悪魔の一群であること、そして厳密にいえば実在しない女騎士を合わせた結果、メギドのブニが誕生したのでしょうね。
『キカナイネェ!』と同じく、『そんな攻撃…効かないぞ』と今日も味方を守ってくれるブニ。
ブネさんも頼りにしてますよ!
おまけ:ブニ風フラペチーノ

スターバックスでブニ風カスタマイズをしてみよう!
最後におまけとして、スターバックス店員を目指している自分がブニをイメージしたカスタマイズはどんなものになるか?ChatGPTで聞いてみました。
そしてChatGPTから返ってきた、ブニ風フラペチーノレシピがこれです。
【注意!:実際にカスタマイズしていないため、味については保証できません。】
ブニ・フラペチーノ
ベース:バニラ クリーム フラペチーノ
カスタマイズ:
1.ホワイトモカシロップ追加
盾の硬質さ&高潔さを演出するために“白系のコク”を追加。ブニの真面目さと守りの強さを、まろやかなコクで表現します。
2.エスプレッソショット追加
ブニの槍(突く・鋭い)を表すために、ほんのり苦みのあるエスプレッソをひと押し。見た目は甘色のままですが、飲むと奥から“戦闘の鋭さ”が立ち上がります。
3.チョコレートチップ追加
ブニの幻獣体や岩っぽい要素、盾の“ごつごつした質感”を再現するためにチョコチップで粒感を追加します。
4.チョコレートソース多めに追加
盾の陰影や、ブニの内に秘めた強さを表現。チョコソースで“重厚なライン”を付けると、見た目にコントラストが出て騎士らしさが強調されます。
5.ホイップクリーム増量
ブニの心根の優しさ、仲間を包む守りのイメージを“ふわふわの白”で表現。ホイップを増すことで、柔らかい印象に。
6.キャラメルソースを少々追加
ブニが慕う上官ブネへの忠義や、内側にある温かさを、ほんの少量のキャラメルで差し込みます。
イメージ:ホイップの柔らかさと白いコクがブニの優しさ、エスプレッソの鋭さが槍の一突き、そしてチョコチップで“岩”の食感、最後にキャラメルでブネへの忠義を示す“温かみ”を表現した一杯です。



