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ついにウマ娘の仲間入りが発表された「ブエナビスタ」。
父はあのスペシャルウィークということもあり、発表に胸を躍らせたトレーナーさんも多いのではないでしょうか?
彼女は一体どんな競走馬だったのか?
「現役最強」と呼ばれた圧倒的な強さと、ファンから「ドジっ子」と愛されたエピソード、そして他のウマ娘たちとの深い関わりまで。
その魅力をウマ娘から競馬を始めた初心者に向けて、わかりやすく、そして徹底解説します!
推しなら持っておきたい、ふわふわおっきいブエナビスタ。
競走馬『ブエナビスタ』とは
https://umamusume.jp/character/buenavista
競走馬『ブエナビスタ』は2006年3月14日生まれの黒鹿毛の牝馬、2009年にクラシックを迎えた09世代と呼ばれる競走馬です。
馬名の由来はスペイン語で「素晴らしい景色、絶景」を意味し、父はウマ娘でもおなじみ「日本総大将」スペシャルウィーク。母のビワハイジもGI(阪神3歳牝馬ステークス)を制した名牝です。
さらに驚きなのが兄弟たち。
半兄にはディープインパクトのライバルとして知られるアドマイヤジャパンや、重賞3勝のアドマイヤオーラがおり、半妹にはGI馬ジョワドヴィーヴルがいるなど、なんと兄弟6頭が重賞馬という超エリート一家なのです。
ブエナビスタは、牝馬ながら並みいる牡馬たちをなぎ倒し、GI6勝。ファン投票で1位に選ばれ続け、19戦連続で1番人気に支持されるなど、まさに世代の主役でした。
しかし、その一方で「惜しい!」レースが多かったのも彼女の特徴。
- GIレースでの2着が8回もあり、「シルバーコレクター」な一面があった。
- 勝てるはずのレースで進路妨害により2度も降着(順位が下げられること)を経験。
- エリザベス女王杯では、大逃げする2頭に気づくのが遅れ、猛追するも3着に敗れるという「おっちょこちょい」なエピソード。
この「絶対的な強さ」と「どこか抜けている可愛らしさ」のギャップが、ファンから深く愛される理由でした。GIを取りこぼしてしまうあたり、父のスペシャルウィークにそっくり、なんて声も多かったようです。
史実で対戦のあるウマ娘
- カワカミプリンセス
- ドリームジャーニー
- エイシンフラッシュ
- オルフェーヴル
- ウインバリアシオン
同期のウマ娘
- トーセンジョーダン
- ナカヤマフェスタ
- ワンダーアキュート
- トランセンド
血統繋がりのあるウマ娘
- スペシャルウィーク (史実における父)
- シーザリオ (史実では同父)
- マルゼンスキー (史実では父の母の父)
- タイキシャトル (史実では母父カーリアン繋がり)
- マンハッタンカフェ (史実では祖母(母の母)の半妹の仔 人間で言うと従叔父)
「現役最強」だけど「ドジっ子」、最強にして最も愛された女王
伝説の新馬戦と牝馬二冠
ブエナビスタのデビュー戦は後に、「伝説の新馬戦」と呼ばれます。
なぜなら、1着のアンライバルド(皐月賞馬)、2着のリーチザクラウン(ダービー2着)、4着のスリーロールス(菊花賞馬)と、クラシックで活躍する馬が勢ぞろいしていたレースした。
ブエナビスタはこのレースで3着と大健闘します。
そしてここからブエナビスタの才能が開花。
阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)を勝利すると、3歳時には桜花賞(GⅠ)、優駿牝馬(オークス)(GⅠ)を連勝し、見事牝馬二冠を達成します。
ところが三冠のかかった秋華賞(GⅠ)ではライバルのレッドディザイアに敗れた上、進路妨害で3着に降着。
有馬記念(GⅠ)でも1番人気に推されながらドリームジャーニーの2着に敗れ、悔しいシーズンとなりました。
牡馬との激闘と二度の降着
4歳になると、牡馬との戦いが本格化します。
ヴィクトリアマイル(GⅠ)、天皇賞(秋)(GⅠ)を制し、父スペシャルウィークとの天皇賞・秋親子制覇を達成。
名実ともに「現役最強」の座につきます。
しかし、この年も試練が訪れました。
秋のジャパンカップ(GⅠ)で1着でゴールしたものの、またしても進路妨害で2着に降着、GIレースでの2度の降着は、彼女のキャリアを語る上で欠かせない出来事でした。
それでもこの年の活躍が認められ、みごと年度代表馬に選出されたのです。
復活のジャパンカップと引退
5歳時は春のレースで勝ちきれない競馬が続き、「衰えたのでは?」という声も囁かれ始めます。
秋の天皇賞でも4着に敗れ、デビューから続いていた連続1番人気記録が19でストップしてしまいました。
しかし、彼女はまだ終わっていなかったのです。
続くジャパンカップ(GⅠ)で、前年の雪辱を果たす劇的なレースで父スペシャルウィークも制したこのレースを勝ち、見事な親子制覇を成し遂げました。
「女王は私だけ!」と叫ぶような、魂の走りで復活をアピールしたのです。
そして次代の王者オルフェーヴルに最強の座を譲るように、ラストランの有馬記念で7着となり、多くの人に愛された女王はターフを去りました。
引退後のブエナビスタ

引退後のブエナビスタは繁殖牝馬となり、北海道のノーザンファームで穏やかに暮らしています。
これまでに産んだ子供たちの中からまだGI馬は誕生していませんが、複数の産駒が勝利を挙げるなど、お母さんとしてもその優秀さを伝えています。
いつかブエナビスタの子供が大きなレースを勝つ日が来るかもしれませんね。
強さと、どこか抜けた愛らしさでファンを魅了した名牝ブエナビスタ。
ウマ娘の世界で彼女がどんな「素晴らしい景色」を見せてくれるのか、そして我々トレーナーが「素晴らしい景色」を共に作り上げた行くのか、今から楽しみでなりません!




