5月20日に実装されたウマ娘、ノースフライトは史実でも名実ともにマイル女王として君臨した競走馬です。
ゲーム内では「フーちゃん」という愛称で親しまれていますが、このような愛称がついた理由は一体なんでしょうか？
この愛称の由来について、史実とウマ娘の設定を交えながら詳しく解説していきます。
ウマ娘 ノースフライトとは
ノースフライト｜ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト｜Cygames (umamusume.jp)
何でもドレスアップするのが大好きなお洒落さん。
「どんな素材もデザインと着こなし次第で輝く」というのが彼女のモットーだが、それは彼女自身の体質と経験が基になっているようだ。
『フーちゃんのファッションアドバイス』は学園のウマ娘たちの間で大人気。
マイル女王の称号を手にした快進撃
ノースフライトは1990年に生まれ、1993年に競走馬デビューしました。
牝馬が牡牝混合GIで結果を残すのは非常に難しかった当時、牝馬ながら94年のマイルGI二種を制覇する類稀なる才能を発揮しました。
その偉業を称えてJRA最優秀5歳以上牝馬にも選出されています。
サクラバクシンオーとのライバル関係
1994年ノースフライトは春シーズンから秋シーズンにかけて、当時無敵を誇っていたサクラバクシンオーと3度にわたって激突しました。
サクラバクシンオー｜ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト｜Cygames (umamusume.jp)
競馬ファンの間では、ノースフライトはサクラバクシンオーのライバルとして競馬史に名を残しています。
安田記念: ノースフライトは2着
スワンステークス: サクラバクシンオーが勝利
マイルチャンピオンシップ: ノースフライトが勝利
厩務員から生まれた愛称「フーちゃん」
「フーちゃん」という愛称はウマ娘独自のものではなく、ノースフライトを担当していた厩務員である石倉幹子さんが付けていたものです。
石倉さんは当時としては珍しい女性厩務員であり、ノースフライトに対して親しみを込めて「フーちゃん」と呼んでいたのです。
ファッション好きの由来
ゲーム内では、ノースフライトはファッション好きという設定で登場します。
この設定の由来は、競走馬時代のメンコ（馬の頭にかぶせる飾り）を石倉幹子さんが、ノースフライトのために自らメンコに刺繍を施していたという逸話エピソードから生まれたと考えられます。
ゲーム内での「お姉ちゃん」とは？
ゲーム内ではノースフライトが「お姉ちゃん」と呼ぶ人物が登場しますが、これはおそらく石倉厩務員を指していると思われます。
ノースフライトにとって、石倉厩務員は単なる担当厩務員を超えた、かけがえのない存在だったのでしょう。
まとめ
ウマ娘のノースフライトは、史実の競走馬ノースフライトの功績やエピソードを踏まえつつ、独自の設定も加えられた魅力的なキャラクターです。
ウマ娘を通して、ノースフライトの史実と愛称の由来について理解してもらえれば幸いです。
