『糸目キャラは裏切る』『糸目キャラは開眼するとヤバい』という、 すっかりゲーム・アニメ好きの中で定番化しているこのキャラ設定にだいたい合ってるメギド、アロケル。
…裏切ってはないですよ、ギリで。
リジェネ前後共にスキル使用時に見せる、サムズアップ(親指を立てるジェスチャー・『いいね!ボタン』のマーク)が一番の特徴といえるでしょう。
戦闘時も剣を構えず、明後日の方向をのんびり眺めてやる気を感じられない姿は、山本和臣さん(中の人)が印象に残るシーンとして挙げ、「敵も見てない、仲間も見てない」と思わず突っ込みを入れる位でした。(メギラジオ#13)
常に楽してサボることに重点を置く面倒くさがり、でもなぜか憎めないメギド。
メギドのアロケルが「優秀な能力と要領の良さを持った天才肌の凄腕剣士」と言われるように、元ネタの悪魔も非常に優れた知識を持つ強力な存在なのですが、かなり注意が必要な悪魔でもあります。
興味本位で見たり聞いたりしたら、ダメ絶対。

アロケルはどんな悪魔?
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アロケル – メギド72攻略wiki
悪魔アロケル(アロケス、アロカス、アラケスとも)はソロモン72柱の52番目に位置し、36の軍団を率いる公爵。
『悪魔の偽王国』では64番目に名前が記されていて、アーサー・E・ウェイト編『儀式魔術の書』ではアロセンと呼ばれています。
『ア』は必ず、『ロ』か『ス』のどちらかが、どの書籍でも名前に入ってる悪魔。
- 王
- 大公
- 公爵・君主・王子 ←ココ
- 侯爵
- 伯爵
- 総裁
- 騎士
召喚されると、立派な馬に騎乗した、燃えるような目を持つ真っ赤なライオンの頭を持った兵士の姿で現れます。
『悪魔の辞典』の挿絵では乗ってる馬にカエルの足にある水かきのようなものが付いているのですが、走りづらくないかこれ?これで立派な馬と呼ぶんでしょうね、悪魔の間では。
アロケルのメギド体は元ネタの要素、馬・赤い目・ライオンっぽい顔がうまくミックスされた印象を受けます。
『悪魔の辞典』の挿絵がちょっと可愛い系だったのに対し、メギドでは禍々しさが絶賛増量。
カッコ可愛さはヴィータ体で見られますね。
天文について知りたいときに頼る悪魔
画像はラッシュ
アロケル(ラッシュ) – メギド72攻略wiki
ピックアップ時に「夜ちゃんと寝てない疑いのあるメギド」というキャッチコピーで紹介されたほど、常日頃から戦闘中であろうとも、とにかく寝ているアロケル。
お昼寝大好き代表格の一人としてパジャマ衣装が実装されるほどなので、元ネタの悪魔も睡眠に関係する能力かと思いきや、人知を超えた知識を持つ悪魔でした。
悪魔アロケルの能力は『天文に関する技能とあらゆる教養の技術を教え、優れた使い魔を与える』というもの。
天文とは宇宙の構造や天体の運動、化学組成などを研究する学問のことで、宇宙の森羅万象を研究するというかなりスケールの大きい学問なのですが、これのあらゆる技術と教養を教えてくれるだけでなく、良い使い魔もくれるとか随分太っ腹な悪魔ですね。

メギドだと『力あげるからあとは自分でやってね』とサボりに使いそうな…
しかしその一方で、悪魔アロケルはかなり危険な悪魔でもあります。
『糸目キャラの開眼がたまらんッ!』という人は、アロケルが奥義で開眼した時に沼に落ちたという声が聞かれますが、元ネタの悪魔の場合はマジで危険なので目を見ちゃダメですよ。
- その目を覗き込んだ者は自分の死に様が見えるとされ、ショックでしばらく目が見えなくなる
- 独特の大きくかすれた声で喋るために、一度声を聞いたものはあまりのおぞましさに二度とその声を忘れることが出来ない
- 無駄を嫌い、あまりに無駄が多い召喚者は手酷い仕置きを与えられ、ずさんな性格を戒められる
…いや、メギドの場合でもそうか。
奥義発動ということは、最大攻撃力の11.5倍ダメージ『復讐剣バルムンク』を受けてるってことですからね。
アロケルの目を見た瞬間にはもう…

おまけ:アロケル風カスタマイズ

スターバックスでアロケル風カスタマイズをしてみよう!
最後におまけとして、スターバックス店員を目指している自分がアロケルをイメージしたカスタマイズはどんなものになるか?ChatGPTで聞いてみました。
そしてChatGPTから返ってきた、アロケル風フラペチーノレシピがこれです。
【注意!:実際にカスタマイズしていないため、味については保証できません。】
アロケル・フラペチーノ
ベース:バニラクリームフラペチーノ
カスタマイズ:
1.チョコチップ追加
“ただのサボり魔ではない”という彼の本性を内包するカリカリ食感で表現。あえて中に隠してあり、油断していると「ガリッ」とくる…そのギャップを演出します。
2.モカシロップ追加
復讐に燃えた“暗く苦い過去”を、チョコレートとコーヒーのほろ苦さで表現。ベースの甘さに重なることで「ただの甘さじゃない」深みを出しています。
3.エスプレッソショット追加
戦えば圧倒的実力を見せる本来のアロケルの切れ味を、強めの苦みとカフェインで演出。眠気と戦いながら起きているアロケルの「起動スイッチ」にも通じる味わいに。
4.チョコレートソース追加
武器を抜いた瞬間に見せる本気、奥義「復讐剣バルムンク」の“黒く光る刃”を彷彿とさせる見た目にもダークさを加えました。
イメージ:気楽で優しそうな味でも、飲み進めるごとに舌に残るエスプレッソの苦味、時折感じるチョコチップの食感が、ただの甘さじゃない“何かが潜んでいる”と気付かせてくる、気だるさの裏に鋭さを秘めるアロケルそのものを思わせる一杯です。