戦力的に頼れる前衛女性キャラクター5人、通称「キューティーヴァイオレンスナンバー5」の一人にして、「幻獣を狩る者」として知られるメギド、ウヴァル。
幻獣に対しては他のメギドたちと比べてかなりの嫌悪感を抱き、一匹足りとも残さず殲滅すると宣言していますが、アジトで待機中に狩っているのはジャガイモを含めた野菜の数々なので、意外と家庭的なのかも?
キテレツ大百科のOP曲『お料理行進曲』や、イベント「ソロモン王と秘密のアジト」でフォラスが解説しているように、ジャガイモは茹でるか蒸してから皮を剥くのが本当に簡単なんです。
早く教えてあげればよかったのに。
特性「キリングマシーン( 殺人マシン、人を殺す機械)」の名の通り、幻獣を一匹残さず殲滅すると宣言している攻撃的な性格のウヴァルですが、元ネタとなった悪魔はそれとは真逆の「愛情」を芽生えさせる能力を持った悪魔。
ただし、一歩間違えれば幻獣のように殲滅されてしまいます。
優しそうに思えても、やっぱり悪魔なんだなぁ。

ウヴァルはどんな悪魔?
画像はラッシュ
ウヴァル – メギド72攻略wiki
悪魔ウヴァル(ウアル、ヴアル、ヴォヴァルとも)はソロモン72柱の47番目に位置し、37の軍団を率いる公爵。
『地獄の辞典』ではワル(Wall)と記され、かつては能天使であったとされています。
- 王
- 大公
- 公爵・君主・王子 ←ココ
- 侯爵
- 伯爵
- 総裁
- 騎士
召喚されると最初は力強いヒトコブラクダ(フタコブラクダという説もあり)の姿で現れますが、召喚者が望むと、不完全なエジプトの言語で話す人間の姿になります。
『地獄の辞典』ではラクダがそのまま立ったような姿の挿絵が描かれていますが、背中にコブがあるというのに見事なバランス感覚と体幹を披露。すごい!さすが悪魔。
しかしウヴァルのメギド体はラクダではなく、エジプトで神聖な虫とされているスカラベ(フンコロガシ)がモチーフ。
古代エジプトではスカラベが動物の糞を転がして作る大きな球体を太陽に見立て、スカラベを再生や復活の象徴でる太陽の運行を司る神ケプリと同一視していました。
そのためエジプトの太陽神ケプリは人間の体にスカラベがそのままくっ付いた顔を持つ神様という、日本では中々見られない姿をしています。
ゆる~くて、シュールなエジプト神たちの日常を描いた『とーとつにエジプト神』にも出てこないレアな神様、太陽神なのに。

ここまで聞いてメギドのウヴァルにラクダの要素はないかと思うでしょうが、デザイナーだより vol.50_01によると、リジェネレイト後の覚醒スキルのモーションがヨガの「ラクダのポーズ」からきているそうです。
ロボットのような口調も、不完全なエジプト言語で話すという元ネタからでしょうねきっと。
女性に愛情を、敵味方の間に友情を覚えさせる悪魔
画像はカウンター
ウヴァル(カウンター) – メギド72攻略wiki
リジェネレイト前のウヴァルは、ゲーム開始時の「引き直しガチャ」でラッシュの確定枠に入ってるため最初からお世話になっているソロモン王も多い、トップクラスの連撃アタッカー。
そしてリジェネレイト後は、ダメージを受けるごとにレベルの上がる奥義の一撃必殺が持ち味のメギドです。
そんなゴリゴリアタッカーな性能をしているウヴァルですが、元ネタの能力は以外にも平和的。
悪魔ウヴァルは『女性からの愛情をもたらし、過去・現在・未来について教え、敵味方の間に友愛の情を引き起こす』ちょっと変わった、でも男性には嬉しい能力を持っています。
しかし悪魔ウヴァルが芽生えさせる愛情とは友愛や友情のことであり、欲情など性欲的なモノは一切含まれていません。

メギドでいうビルドバロック的なものではない。
悪魔にしては優しい能力かと思いますが、注意しなければいけないことが一つ。
実は悪魔ウヴァルは非常に執念深く、一度結びつけたカップルの破局を絶対に認めないという性質を持ち、もし別れようとするならば容赦なく死を見舞ってくるとされています。
自分の所に参拝へ来たカップルを別れさせることで有名な七福神の一人、弁財天とは真逆ですね。
これも悪魔と神様の違い?
メギドではカップルではなく幻獣に対して容赦ないウヴァル、しかし誰よりもヴァイガルドを守るために戦い、無口でも優しい心を持っているメギド一人です。
そう、今日もアジトで狩っているのでしょう。ジャガイモを…。

おまけ:ウヴァル風フラペチーノ

スターバックスでウヴァル風カスタマイズをしてみよう!
最後におまけとして、スターバックス店員を目指している自分がウヴァルをイメージしたカスタマイズはどんなものになるか?ChatGPTで聞いてみました。
そしてChatGPTから返ってきた、ウヴァル風フラペチーノレシピがこれです。
【注意!:実際にカスタマイズしていないため、味については保証できません。】
ウヴァル・フラペチーノ
ベース:ダーク モカ チップ フラペチーノ
カスタマイズ:
1.エスプレッソショット追加
「幻獣への激しい嫌悪」と「怒りの炎」を、強烈な苦味で一撃のように走らせます。
2.チョコチップ増量
幻獣を「狩る者」として戦い続けてきたウヴァルの「執念」や「攻撃性」を、ザクザクとしたチョコチップの増量で表現。
3.チョコレートソース追加
チョコソースはその闘争本能をさらに深める「血のような濃厚な情念」のイメージ、戦闘力と重なる力強さを感じさせます。
4.バニラシロップ追加
ウヴァルが仲間への信頼や優しさを持っていることへのささやかなオマージュ。ほんのりとした甘さが、冷たい表面の奥にある「温もり」と「人間味」を伝えます。
5.ホイップクリーム少なめ
戦闘以外では「待機」し続け、「料理にまで駆り出される」無口で律儀な日常感を、控えめなホイップで「影の功労者」感を表現しています。
イメージ:甘すぎずビターで重厚感のある味わいで、ウヴァルの孤高・冷徹・覚悟・微かな優しさを感じながら、「美味しく飲める」点を重視した一杯です。