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新たに実装された水着衣装がたいへん叡智なエイシンフラッシュ、通常でもかなりの破壊力を持っていますが、水着でのGI勝利ポーズはどうなることやら…
ゲーム内では生真面目で自己管理にとても厳しく、秒単位で完璧にスケジュールをこなさないと満足できないウマ娘として描かれていますが、実際の競走馬『エイシンフラッシュ』とはどんな馬だったのか?
この記事ではモチーフとなった競走馬『エイシンフラシュ』の紹介をしつつ、元ネタとなったエピソードを競馬初心者に向けて紹介します。
この記事の作者も競馬はウマ娘からなの初心者なので、
血統図や戦績について詳細には書けていません。
ご理解ください。
エイシンフラッシュ元ネタ、実は日本生まれ。
ウマ娘のエイシンフラッシュのモチーフである競走馬『エイシンフラッシュ』は、2007年生まれの競走馬。
ゲーム内ではドイツに実家があり、父はパティシエ・母は昔はレースで活躍したウマ娘という「ドイツ生まれ、ドイツ育ち」の設定ですが、これはウマ娘の設定で、元馬は日本生まれ、日本育ちです。
競走馬『エイシンフラッシュ』は母親のムーンレディが妊娠した状態でドイツから輸入され、日本で出産した持込馬と呼ばれる競走馬なのです。
2012年 天皇賞(秋)での有名な敬礼エピソード
競走馬『エイシンフラッシュ』の有名なエピソードであり、SSRスピードカードの元ネタとなってる膝をついて跪ぐ敬礼ポーズが行われたのは、2012年天皇賞(秋)でのことです。
このレース優勝の時、イタリアから短期騎手免許制度で参戦したミルコ・デムーロ騎手がエイシンフラッシュに騎乗していました。
勝利騎手となったミルコ・デムーロ騎手は、当時の天皇・皇后両陛下(現 皇后・上皇后様)のいる来賓席へ向かって下馬し膝をつき跪ぐ、欧州スタイルの最敬礼で恭しく礼を行います。
引用:【ウマ娘史実発掘隊】エイシンフラッシュの「決めポーズ」ルール的にはアウトだった! | 競馬ニュース・特集なら東スポ競馬 (tospo-keiba.jp)
競馬施行規程では、本来レース後検量前の途中下馬は検量が済むまでは馬の異常など止むを得ない場合を除いて禁止。
この下馬についてJRAも審議を行いましたが、両陛下に対する敬意を汲んでかデムーロ騎手に対して処罰はありませんでした。
- 「勝った場合は両陛下に挨拶するよう事前に依頼されていたが、勝って嬉しかったことと段取りが分からなかったことでパニックになっていた」
- 「2005年の天皇賞(秋)勝利時の松永幹夫騎手と、台覧競馬となった2007年日本ダービー勝利時の四位洋文騎手の最敬礼をビデオで確認していたが、2人とは違うことをしたいと思い下馬しての最敬礼を選んだ」
後にデムーロ騎手このように語っていましたが、規則破りをしたのは事実なので後に裁決委員にすごく怒られたと話していたそうです。
ストーリーに登場する『テントウムシ管理の会』とは?
エイシンフラッシュの育成中、度々登場するテントウムシと『テントウムシ管理の会』ですが、この元ネタもエイシンフラッシュの鞍上ミルコ・デムーロ騎手からきています。
テントウムシはエイシンフラッシュの鞍上でイタリア出身のミルコ・デムーロ騎手のラッキーアイテム、テントウムシは「幸せを運ぶ虫」として キリスト教圏では聖母マリアの使いとして信じられてきました。
特に部屋の中でテントウムシを見つけると幸せになれるとされ、イタリア語でテントウムシは
「gallinella del Signore」=「神様の雌鶏」と呼ばれるほど愛されています。
おわりに
ゲーム内ではドイツ生まれの印象が強いエイシンフラッシュですが、調べてみると日本で生まれていたことに驚きを隠せません。
また黒く美しい毛色と端正な顔立ちをしていたイケメンでしたが、好馬体に反して負けるレースも多かったため、ファンから「馬体詐欺」と呼ばれることもあったなど様々なエピソードが残っていました。
しかし、今回実装された水着衣装を見ると決して「馬体詐欺」とは言われないでしょう。