メギド東方編で登場した8魔星の一角を担うメギド、モレク。
一人称が俺様だったり、8魔星下っ端を名乗ったり、俺様のターンとか言ったり、なかなか中二病っぽい雰囲気なのでこれで8魔星でいいの？って思いましたが性能見るとむちゃくちゃ強い！
さすが最後の新規メギドです。
元ネタである悪魔モレクは、かなり非道で邪悪な存在とされています。
これぞ世間一般的に思い描く悪魔だ！といえるでしょう。
モレクはどんな悪魔？
モレクの詳細情報 – 【公式】メギド７２ポータルサイト
悪魔モレク（モロクまたはメレク）は悪魔学において人間の犠牲を特に好む存在であり、「地獄の辞典」では地獄会議の主要メンバーで涙の国の君主、「失楽園」では母の涙と子の血にまみれた恐ろしい存在とされています。
涙の国って言葉だけは妙にメルヘン。プリキュアとかに出てきそうです。
『出たわねッ！涙の国の君主モレク！』とか？
モロクは元々アモン人（ヨルダン東部地域の住民）によって崇拝されていた強力な神で、その姿は「青銅の玉座に座る王冠を被る牛頭神」。
ユダヤのラビ（律法学者）は地獄の中心には青銅製で作られたモレクの巨大な像があるとして、その中身を次のように考えていました。
メギドのモレクが鎧で全身を覆った姿をしているのは、このモレク像が元ネタと考えられます。
仏教の教えである六道の一つ、地獄の形態とされる八大地獄とモレク像の中身を比べたらどっちがマシなんでしょうね？
まぁ、どっちも嫌ですが。
- 神像の内部は灼熱の炎で満たされた七つの小部屋に分かれていて、小麦粉・キジバト・牝羊・牡山羊・仔牛・牡牛、最後に人間（特に子ども）が置かれている
- 焚き口からは常に燃料が補給され内部は常に高温、それぞれの部屋に覗き口があって内部を覗き見ることができる
子供の犠牲を求める神
聖書ではモレク崇拝を厳しく禁じていて、イスラエルの神に対する重大な背信行為と見なしていました。
ソロモン王もモロクのために祭壇を築いたと、「列王記」に記されています。
モレクは国王に力を与える代わりに王の長男の生命を要求するきわめて残酷な性格の神であり、エルサレム南端で行われる生贄の儀式では盛大な音楽が鳴り響く中、親は子を劫火へ放り込でいたそうです。
子供たちは当然泣き叫び、助けを求めてもその声は音楽によって届くことはなく、後に残るのは異様な煙の臭いだけだったとか…怖すぎる！
メギド東方編『帰らばや、わが故郷へ』で判明したモレクの鎧の中身が、とてもヴィータには見えない歪な姿をした子供で正常な空気がモレクにとって毒となるのは、この生贄の儀式によって燃やされた子供とその後に残る煙によるものでしょう。
きれいな空気が毒って、原作『風の谷のナウシカ』みたい…
自分のような存在をこれ以上発生さないため、素のままでは生きられなくなっても浸食地の開拓をしているというモレク。
自称「8魔星下っ端」ですが、それでも十分すごいことしてると思いますよ。
おまけ：モレク風フラペチーノ
スターバックスでモレク風カスタマイズをしてみよう！
最後におまけとして、スターバックス店員を目指している自分がモレクをイメージしたカスタマイズはどんなものになるか？ChatGPTで聞いてみました。
そしてChatGPTから返ってきた、モレク風フラペチーノレシピがこれです。
【注意！：実際にカスタマイズしていないため、味については保証できません。】
モレク・フラペチーノ
ベース：ダーク モカ チップ クリーム フラペチーノ
カスタマイズ：
1.アーモンドミルクに変更
少し独特な風味を加えることで、モレクのいびつな内面を表現します
2.モカシロップを1ポンプ追加
濃厚さをプラスし、毒々しい濃さをイメージ
3.チョコレートソースをトッピング
鎧の表面や毒の雰囲気をチョコレートソースで強調させます
4.エスプレッソショット1ショット追加
近代的な鋭さと、彼の強い信念をエスプレッソの苦味で表現
5.チョコレートチップ追加
鋭い装甲を再現したイメージとなります
イメージ：全体的に濃厚でダークな味わいに、アーモンドミルクが軽いアクセントを加えたモレクの毒性と希望を、濃厚な甘さと軽い苦味で再現したカスタマイズです。
