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【ウマ娘】ラヴオンリーユーってどんな馬?ドバイ→香港→アメリカ、世界を渡り歩いた名馬。

ウマ娘元ネタ
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「ウマ娘 プリティーダービー」でその優雅な姿を見せてくれるラヴズオンリーユーが実装されました。

彼女のモチーフとなった実在馬ラヴズオンリーユーは、日本競馬史にその名を刻む輝かしい実績を残した競走馬なのですが、ウマ娘から競馬を始めた人には

どのくらいすごい馬だったの?』そう思うのではないでしょうか

そこでこの記事では、ウマ娘から競馬を始めた初心者の方にも分かりやすく、ラヴオンリーユーのモチーフとなった競走馬ラヴオンリーユーがどんな馬だったのかご紹介します。



ラヴズオンリーユーは出ていなくても、全巻購入でSSR引換券を入手できる豪華特典付き。
9月から順次発売ウマ娘 シンデレラグレイ1は予約受付中。

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競走馬『ラヴズオンリーユー』とは

https://umamusume.jp/character/lovesonlyyou

競走馬ラヴズオンリーユーは2016年3月26日生まれの、2019年に3歳の「19世代」と呼ばれる競走馬です。
父は日本競馬の英雄といわれるディープインパクト、母はラヴズオンリーミー、母の父(祖父)は世界的な名種牡馬ストームキャットという良血統。
名前の由来は母馬の名前からの連想によるもので、「みんなへの愛を込めて」という意味で付けられました。

さらにラヴズオンリーユのである兄リアルスティールは、アニメSeason3登場したゲンジツスチールのモチーフでもあります。
ラヴズオンリーユーが生まれた2016年3月26日はリアルスティールがドバイターフを勝ち、GⅠ初勝利を挙げた日という、運命的な誕生日ですね。


ルームメイトであるクロノジェネシスとは実際の競走馬としても何度も対戦し、初めての海外遠征となったドバイのレースでは、ゴール前で鼻面が触れ合うほどの大接戦を演じた、良きライバルであり戦友でした。


史実で対戦経験のあるウマ娘

  • ラッキーライラック
  • ブラストワンピース
  • アーモンドアイ
  • クロノジェネシス
  • カレンブーケドール
  • グランアレグリア
  • デアリングタクト

日本の悲願、ブリーダーズカップを初制覇した米国最優秀芝牝馬

https://x.com/uma_musu/status/1893909480557236361

兄リアルスティールがゆっくり成長するタイプだったこともあり、ラヴズオンリーユーのデビューは遅く、2歳の11月京都競馬場で行われた芝1800mでした。
しかし、そこから2連勝と順調なスタートを切りますが体重を大きく落としたことが気にかかり、阪神ジュベナイルフィリーズには出走せず、休養に入ることになります。


3歳になり、桜花賞を目指していましたが直前に病気にかかってしまい断念。
そこから目標を切り替え、オークスにぶっつけ本番に近いローテーションで出走し、1番人気の支持に応え優勝し、デビューから無敗のまま世代の牝馬の頂点に立ちました。

オークス制覇後は秋の牝馬三冠目「秋華賞」を目指していましたが、今度は直前に蹄の炎症というアクシデントで出走を回避。
秋華賞の代わりに出たエリザベス女王杯では初黒星となる3着海外遠征が新型コロナウイルスの影響で中止、二度目のエリザベス女王杯も3着、次に出た有馬記念では10着と惨敗し、4歳時は勝利を挙げることができませんでした。


5歳の初戦は阪神開催の京都記念から始まります。
このレースで約1年9ヶ月ぶりの勝利を飾ったラヴズオンリーユは、昨年挑めずに終わったドバイシーマクラシックに再挑戦し3着。

その後挑んだ香港のクイーンエリザベス2世カップに勝利すると、帰国したラヴズオンリーユーは休暇を挟んで秋にアメリカで行われる、ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフシーザリオ以来となる日本調教馬米G1勝利

そしてアメリカから香港へ直行し、引退レースと決めた香港カップへ出走すると、日本・現地ともに1番人気に支持された期待通り、同じく日本から参戦していたヒシイグアスの猛追を見事な末脚で差し切り優勝!有終の美を飾り引退となります。


この勝利で海外G1勝利数を3としたことで、2021年度のJRA賞では最優秀4歳以上牝馬を受賞しただけでなく全米サラブレッド競馬協会(NTRA)のエクリプス賞最優秀芝牝馬を受賞。

またブリーダーズカップは「#Japanese duo」として、ファン投票で「今年度で最もファンを感動させた場面」を決める、「モーメント・オブ・ザ・イヤー」に日本馬としては史上初で選ばれた、日本だけでなく多くの海外競馬ファンからも愛された競争馬、それがラヴズオンリーユーでした。


余談ですが、ウマ娘のラヴズオンリーユーのお決まりの挨拶でとる両手でハートマーク。
これはレース終了後、実馬の鞍上で香港のを拠点とするチャクイウ・ホー騎手が最初に始めたことをきっかけに厩舎スタッフに広まり、川田騎手が引き継いだ記念ポーズだそうです。

ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフを優勝した際にも、川田騎手が鞍上で両手でハートマークを作っていました。

「北米競馬界に歴史的瞬間だ」 ラヴズオンリーユーの日本馬初BC制覇を米メディア絶賛 | THE ANSWER

引退後のラヴズオンリーユー

ゲーム内画像:ラヴズオンリーユーひとコマ

引退式はJRA公式YouTubeチャンネルでも生配信されただけでなく、当日には香港シャティン競馬場にて「ラヴズオンリーユーハンデキャップ」(芝1600m)が開催されるなど、多くのファンに見送られターフを去ったラヴズオンリーユーは引退後、故郷のノーザンファームに戻り繁殖牝馬となります。

初年度は父シンボリクリスエス、母シーザリオのエピファネイアを付ける予定だそうです。


また生まれ故郷(ノーザンファーム)も、育成時代の放牧地も、そして所属した厩舎(矢作厩舎)までもが同じという、大親友マルシュロレーヌも同じノーザンファームに繁殖入りしたことで再会を果たし、現在も同じ繁殖厩舎で仲良く過ごしています。

ダートを主戦場としていたため、直接戦うことのほとんどなかったラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌですが、その子供たちが対戦するレースが見られるかもしれませんね。


無敗のオークス制覇から始まり、幾多の困難を乗り越えて世界の頂点に立った、まさに名牝と呼ぶにふさわしいラヴズオンリーユー、ウマ娘でも多くのファンにラヴを届けてくれるでしょうね。

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