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【ウマ娘】ツルマルツヨシはどんな馬?体の弱さから中々活躍出来なかった競走馬

ウマ娘元ネタ
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2025年2月14日に実装となった、ウマ娘ツルマルツヨシ

初登場は2022年3月6日に公開された「メインストーリー第1部最終章 前編」の予告ムービーで、その後は玉座炎上で話題となったSSRサポート『玉座に集いし者たち』とSSR天より遣われし微笑み』では実装されていましたが、ようやくビコーペガサス以来の星2での育成ウマ娘として約3年越しの実装となりました。

ゲーム中でも体の弱さが強調されるツルマルツヨシですが、実際の競走馬はどうだったのでしょう?

そこでこの記事では、ウマ娘から競馬を知った初心者に向けて競走馬『ツルマルツヨシ』がどんな馬だったのかを簡単に紹介します

この記事の作者も競馬はウマ娘からなの初心者なので

血統図や戦績について詳細には書けていません。

ご理解ください。



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競走馬『ツルマルツヨシ』はどんな馬?

ツルマルツヨシ|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト|Cygames

ウマ娘・ツルマルツヨシのモチーフとなった競走馬『ツルマルツヨシ』は1995年に生まれ、1998年にクラシックを迎えた「黄金世代」とよばれる98世代に数えられる競走馬。

名前の由来は馬主である鶴田任男氏が創業した鶴丸観光(現サンプラザホテル)の社名にちなんだ冠名と、強いという意味の「強し」を合わせたものです。

日高シンボリ牧場の生まれで父親はウマ娘でもお馴染み、シンボリルドルフ
ツルマルツヨシはルドルフの産駒の中で最後のJRA重賞勝利馬であり、ゲーム内でも憧れの存在としてルドルフを慕う姿が見られます。

黄金世代のウマ娘一覧

  • スペシャルウィーク
  • エルコンドルパサー
  • グラスワンダー
  • セイウンスカイ
  • キングヘイロー

他にも対戦経験のあるウマ娘として、メジロブライト・テイエムオペラオー・ナリタトップロード・メイショウドトウ。
ゲーム内でメジロブライトはツルマルツヨシとルームメイトですが、ツユマルツヨシが体調不良で入院することが多いため、2人一緒にいる時間はほぼないと言っていいですね。

レースだけでなく故障・疾患・虚弱体質との戦い

https://twitter.com/uma_musu/status/1504699145923153922

1995年4月6日、父シンボリルドルフ譲りの立派な馬体をもって産まれたツルマルツヨシですが、ちょっと走るとすぐにフラフラになってしまうというひ弱な体質であることから、デビューは遅れに遅れて年明け3歳。
そのデビュー戦である、98年5月2日京都競馬場のダート1400mでも走り終わった後はフラフラで、回復まで半年を要してしまったほどでした。


実はツルマルツヨシの虚弱体質の原因は「多血症」という血液疾患を患っていたことが、引退後に検査した結果、明らかになります。
このせいで少し疲れたりストレスが溜まったりしただけで歩けなくなってしまうなど、体質に大きな悪影響を及ぼしていたと見られました。

多血症赤血球などの血液成分量が通常より多く、更に異常上昇もしやすい病気


その後のレースも出走しては休養・出走しては休養を繰り返し、安定してレースに出られるようになったのは1999年の夏以降。

9月のGⅢチャレンジカップで重賞初制覇すると、10月のGⅡ京都大賞典でスペシャルウィーク・メジロブライト・テイエムオペラオーやステイゴールドなど豪華なメンバーが揃っている中、2着メジロブライトに4分の3馬身差の快勝重賞2勝目を挙げます。


しかし初GⅠ挑戦の天皇賞(秋)ではスペシャルウィークに敗れ8着有馬記念ではグラスワンダーに敗れ4着に沈むと、脚の骨の一部がこぶ状に盛り上がる骨瘤(こつりゅう)を発症したことで再び長期休養となりました。


2連覇を懸けて臨んだ2000年の京都大賞典で復帰しますが、世紀末覇者となっていたテイエムオペラオーに敗れ6着、有馬記念ではレース中に左前脚繋靭帯断裂を発症し競走中止となり、競走能力喪失の診断が下ったことで引退しました。

引退後に発足『ツルマルツヨシ』の会

引退後のツルマルツヨシは種牡馬入りはせず、2002年から京都競馬場の誘導馬となりましたが、脚元不安が原因で長く続けることは出来なかったため、誘導馬も2007年に引退しました。


その後は乗馬クラブ「カウボーイアップランチ」(宮崎県宮崎市)、2017年からは「吉野牧場」(宮崎県綾町)に移り、2025年2月現在も余生を送っています

そして担当厩務員だった中西繁夫氏が競馬評論家・花岡貴子氏と協力して、ツルマルツヨシの老後支援の会『ツルマルツヨシ』の会が2012年に発足されました。


ツルマルツヨシは1999年の朝日チャレンジカップと京都大賞典を優勝した元競走馬です。現役引退後はJRA京都競馬場の誘導馬をつとめ、その後は宮崎県で余生を過ごしていました。しかし、2011年にオーナーが亡くなり、繋養者がいなくなりました…。そこで、元担当厩務員の私がツヨシを守るために「ツルマルツヨシの会」を設立しました。皆さんと一緒にツルマルツヨシを守り続けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。(ツルマルツヨシの会 会長 中西繁夫)

「ツルマルツヨシの会」オフィシャルブログ

立ち上げ直後から作成されたオフィシャルブログでは、ツルマルツヨシの写真や動画が公開され元気に余生を過ごす姿が見られます。


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