やる気があるんだか無いんだか、それでも「死」に関することがあれば嬉々として積極的に行動するメギド、タナトス。
タナトスの担当声優さんを知り、是非とも、それはもう是非とも「お父様（子安武人さん）」にもメギドに出演してほしい！
『おとうさん』の声頼めるか？そうずっと思っていました。
しかしそれは結局叶うことなく…。同じようなソロモン王、いらっしゃいませんでしたか？
そんなタナトスの元ネタは死そのもの、死神。
メギドとは関係ないですが、YOASOBIの大ヒット曲「夜に駆ける」の原作となった小説のタイトルは『タナトスの誘惑』。
ネタバレを避けるため内容には触れませんが、元ネタのタナトスは導きはしても誘惑はしません、メギドでも同じか。
現代においては恐ろしいものの代表格である死神ですが、実際は非常に働き者な神様に仕える農夫なのです。
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タナトスはどんな悪魔？
タナトス：星3
タナトス – メギド72攻略wiki
タナトスはギリシア神話に登場する「死そのもの」を神格化した神、いわゆる死神。
夜の女神ニュクスが一柱（一人）で生んだ息子、または幽冥の神エレボスと夜の女神ニュクスの息子であるといわれ、眠りの神ヒュプノスと双子の兄弟です。
ヒュプノス、メギドでも重要な役割でしたね。
またローマ神話の死神モルスやレトゥムと同一視され、タナトスのことを「亡者の王」や「ハデス（同一視として）」と呼ぶ事もあります。
その容姿や性格は希薄でしたが、次第に柔和で優しいヒュプノスに対してタナトスは鉄の心臓と青銅の心を持つ非情な神として、人間にとっても神々にとっても忌むべき者となりました。
姿は有翼で剣を持ち、黒い服を着た蒼ざめた老人であるとも、ヒュプノスによく似た青年であるともいわれています。
死神というより、堕天使と言ったほうがよさそうな見た目。
そしてメギドでは当然のごとくイケメン、さすがメギド運営わかってる‼
最高神に仕える農夫、それが死神
メギドこぼれ話
4周年カウントダウン – メギド72攻略wiki
現代で死神といえば黒いローブを着て、手に大鎌を持ったガイコツの姿した恐ろしい姿を想像するでしょうが、それは創作上のイメージでしかありません。
宗教・神話において「死」は「誕生」と並んで人生で最も重要な位置を占めるものであり、特に死神の要素を併せ持つ冥府の神は宗教の中で最も重要な神の1つとされ、最高神もしくはそれに次いで位の高い神となっている場合が多くあります。
日本でも地獄の裁判官、閻魔大王を『閻魔さま』と様付けで呼びますし。
そんな冥府の神に仕える死神は、死を迎える予定の人物を冥府へと導く役目から、『最高神に仕える農夫』という異名を持っているのです。
死神のトレードマークの一つである大鎌の本来の使い方は草を刈ったり、作物を収穫するために使う農機具ですから。
つまり『肉体』という畑から『魂』という作物を刈り取っているということ。
メギドのタナトスが仕事兼趣味？として、亡くなったヴィータの髪を遺族に届ける仕事をしているのと同じく、神話でのタナトスの仕事も死んだ人間の髪を届けることです。
ヒュプノスが生者に永遠の眠りを与え、それにより寿命を迎える人間の髪を剣で一房切り取り、冥王ハデスに捧げ魂を冥界に連れて行き、冥界の住民とするのがタナトスの役目。
ちなみにタナトスが運ぶのは凡人と罪人で、英雄の魂を運ぶのはゼウスの息子の一人ヘルメスであるとか、いいとこ取るなよ。
どんな贈り物も求めず、犠牲や歌を捧げ崇めてもタナトスの意志は変えられず、死の運命を回避する慈悲を与えない神であるため、祭壇も無く崇められる事もなかったそうです。
良く言えば真面目で仕事熱心、悪く言えば融通の利かない頑固な神なので、神話内では勇敢な英雄達によって仕事を邪魔され酷い目に遭う事も多くありました。
死にかけた者を救うのは、タナトスを追い返す事と同じだったので。
有名な話としてあるのが、夫（アドメートス）の身代わりに死ぬ事になった妻（アルケースティス）の魂を連れて行こうとした際、英雄ヘラクレスにその魂を奪われてしまったことです。
妻の魂を冥界へ運ぶため、約束の日の丁度に館を訪れたタナトスですが、タナトスが来る前にアポロンが運命の女神を騙して妻の寿命を変えさせていました。
タナトスは「アルケースティスの魂は奪われる」とアポロンから予言されても、
「なに余計な事してんだ、そんなの知ったこっちゃねぇ」
とアポロンを非難し、魂を連れて行こうとします。
ところがそこへ夫の友人である英雄ヘラクレスが訪れ、事情を知るとアルケースティスの魂を力で奪い返してしまいました。
要するにタナトスをボッコボコにして追い返したんです。とんでもない業務妨害ッ！
後にハデスから「タナトスは仕事をしているだけだから許してやってくれ」と、そして
『元はと言えばこっちの不手際。酔った運命の三女神が「妻が自殺すれば夫は長生きできる」と暴露したせい（神が運命を人間に教えるのはNG）だから、お互いの愛が続く限り、お互いの寿命は同じものとしよう』
という判決がされたため、その場は収まったといわれています。
わかるような、わからないような…？
元ネタでは仕事を邪魔された挙句ボコられ、メギドではギャンブルに負けて用心棒として雇われる、踏んだり蹴ったりなタナトスですが、それでも仕事に対する熱意は人一倍。いやメギド一倍。
ワーカーホリックになりそうですが、好きなこと仕事にしてるので全然気にしてないでしょうね。
好きなことに対する思いはメギドも人も同じってこと、推し活とか。
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おまけ：タナトス風フラペチーノ
スターバックスでタナトス風カスタマイズをしてみよう！
最後におまけとして、スターバックス店員を目指している自分がタナトスをイメージしたカスタマイズはどんなものになるか？ChatGPTで聞いてみました。
そしてChatGPTから返ってきた、タナトス風フラペチーノレシピがこれです。
【注意！：実際にカスタマイズしていないため、味については保証できません。】
タナトス・フラペチーノ
ベース：コーヒーフラペチーノ
カスタマイズ：
1.ホワイトモカシロップ追加
タナトスの「淡い髪」や夢（眠り）に関するやわらかさを白い甘さで表現します。ダークな見た目に白いアクセント（＝髪や眠りの象徴）を作りたいので少量に。
2.エスプレッソショット追加
冷たく研ぎ澄まされた嗜好（「死」を観察する眼差し）を強めのコーヒー感で表現。夜にふらつく純正メギド感”も表すアクセント。
3.チョコレートソース追加
黒い外套や暗さ、タナトスの“死”の側面を視覚的にも味覚的にも表現します。
4.ホイップクリーム少なめ
白いホイップを少しにすることで、暗と淡のコントラストを演出。タナトスの淡々とした性格も表します。
5.ココアパウダー少量追加
灰のようにも見える粉を軽く振って、「死の香り」「墓の土っぽさ」のニュアンスを添えます。
イメージ：濃いコーヒー色＋チョコ、ところどころに白いホイップと上から振ったココアの“煤っぽい”モノクロ寄りのコントラストが、「黒（死）×白（髪／眠りのやわらかさ）」の見た目でタナトスの冷静さと淡さを表現した甘さでだれることは少なく、大人寄りの味わいが楽しめる一杯です。
