「怪盗オレイカルコス」としてアジトへ予告状を送り付けて颯爽と登場したメギド、オレイ。
怪盗でありながら『付与した相手しか狙えなくなる』執心状態を使えるメギドであり、まさに召喚時のキャッチコピーそのまま、目立ちたがり屋サポーターです。
他者に変装、監獄からの脱獄、盗品しか盗まないし破壊や殺しを行わないという、超有名な三代目泥棒のように思える設定ですが、自分はどうしても某ワンダーランドのタコ寮長に見えてしょうがないのですが…同じ意見の方います?
さて、そんなオレイですが元ネタとなる悪魔は実はいないのです。
正確に言うと「オレイ」の名前が別名となっている悪魔が数体存在して、最初に呼ばれる名前ではないということ。
その一方、もう一つの名前オレイカルコスは誰もが一度聞いたことのある伝説の鉱物の別名です。
名前が本家で使われず存在を把握するのが難しい、怪盗にこれほど相応しい存在をメギド運営はよく見つけられましたね、運営こそがお宝を見つける怪盗だったのでは?
オレイはどんな悪魔?
オレイの詳細情報 – 【公式】メギド72ポータルサイト
「オレイ」と言う悪魔についての記述はほとんどなく、ソロモン72柱の14番目に位置するレラジェの別名がオレイであるとされています。
さらに言えばレラジェはバルバトスの別名であるとも言われているので、オレイ=レラジェ=バルバトスということにもなりますね。なんだか複雑。
オレイのメギド体は鷹・鷲などの猛禽類がモチーフだとされていて、悪魔バルバトスも文献によっては鷲頭の男性の姿をとると伝えられていることから、全くの無関係ではないように思えます。
他に物を盗む悪魔としてソロモン72柱の中に数えられているのは、アモン・ウァレフォル・セーレ・シャックスなど。
特にシャックスについては、2020年5月10日にオレイが実装された際の演出として、シャックスに変装したオレイがアジトに潜り込んでいました、でも後ろにカルコスがいた時点でバレバレだったのでは?
『オレイカルコス』は伝説の鉱物の別名
描き下ろし「怪盗オレイカルコス!」
デザイナーだより vol.31 – 【公式】メギド72ポータルサイト
オレイはイベント「心惑わす怪しき仮面」で初登場した際、相棒のカルコスと合わせて「怪盗オレイカルコス」と名乗っていました。
このオレイカルコスは、ドラゴンクエストシリーズ(ドラクエシリーズ)やファイナルファンタジーシリーズ(FFシリーズ)といった有名ゲームや漫画でお馴染み、伝説の鉱物『オリハルコン』の別名。
そのことからでしょうか、イベント「心惑わす怪しき仮面」で登場したNPCの名前は鉱石から取られたものが多く見られました。
実はオリハルコンはゲームや漫画の設定や説明文でよく見られる、『神様が作ったメチャクチャ硬い、最強の武器の材料』というような物ではありません。
古典ギリシャ語でオレイカルコス(oreikhalkos)は、oros(オロス=山)のkhalkos(カルコス=銅)。
直訳すると「山の銅」という意味を持つ言葉であり、そのことからオレイカルコスは銅の合金(青銅・真鍮)であったというのが現代での最有力説とされています。

真鍮ってつまり、5円玉の材料…
青銅や真鍮は加工のしやすい性質から様々な道具として加工し使われてきたので、オレイのヴィータ体を自在に変形させる能力や、サタナキアの発明品「怪盗7つ道具」の元ネタになっていると思われますね。
他の悪魔の別名で実体が掴めないという点も、変幻自在な怪盗という設定にすることでオレイをメギドでしか見られない、魅力的なキャラクターへと作り上げられています。さすがメギド公式様!
兄さん、君は元ネタでも不思議な存在だよ。
おまけ:オレイ風フラペチーノ

スターバックスでオレイ風カスタマイズをしてみよう!
最後におまけとして、スターバックス店員を目指している自分がオレイをイメージしたカスタマイズはどんなものになるか?ChatGPTで聞いてみました。
そしてChatGPTから返ってきた、オレイ風フラペチーノレシピがこれです。
【注意!:実際にカスタマイズしていないため、味については保証できません。】
オレイ・フラペチーノ
ベース:キャラメルフラペチーノ
カスタマイズ:
1.キャラメルソース増量
キャラメル感を強調することで、オレイの人を惹きつける魅力を表現します
2.チョコレートソース追加
「影のある怪盗」の雰囲気をプラスし、怪盗の黒いマントとミステリー感をイメージ
3.エスプレッソショット追加
オレイの知的でクールな面とビターな魅力を演出します
4.ホイップクリーム増量
怪盗の華やかさと軽快さ、そして予告状をイメージしました
イメージ:甘さとほろ苦さが絶妙に混ざり合い、まさに「変幻自在」な怪盗オレイのように飲むたびに少しずつ違う表情を見せるカスタマイズです。