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妹たちが実装される中、今か今かと実装される時を多くのトレーナーが待ちわびていた才色兼備なお姉さんキャラ「ヴィルシーナ」。
アニメ版Season3で比較的早期に姿は登場し、ゲームでは2023年11月20日から実装のR・SRのサポートカードも実装されていましたが、2025年5月12日にようやく育成ウマ娘でも実装されました。
アニメでもゲームでもシュヴァルグランとヴィヴロスの2人の妹を可愛がり、ライバルであるジェンティルドンナに正々堂々挑み、努力し続ける姿が評価されているヴィルシーナですが、ウマ娘から競馬を知った初心者の人は
『なんでジェンティルドンナをライバル視してるの?』
と、その理由がわからないのではないでしょうか。
そこで今回は、そんなヴィルシーナのモチーフとなった競走馬ヴィルシーナ号について、競馬初心者の方にも分かりやすく、その魅力やドラマチックな競走生活を解説していきます!
ヴィルシーナは出ていなくても、全巻購入でSSR引換券を入手できる豪華特典付き。
9月から順次発売『ウマ娘 シンデレラグレイ1』は予約受付中。

そしてツインウエハースも2025年6月に発売!

競走馬『ヴィルシーナ』とは
https://umamusume.jp/character/verxina
競走馬『ヴィルシーナ』はロシア語で「頂点」を意味する2009年3月5日生まれ、2012年にクラシックを迎えた12世代と呼ばれる競走馬世代の牝馬です。
父は無敗の三冠馬であり伝説的種牡馬のディープインパクト、母は「尻尾のない馬」で有名な名繁殖牝馬のハルーワスウィート。
すでに育成ウマ娘で実装されているシュヴァルグラン(実在馬では弟)、ヴィブロス共にGⅠ馬という超良血の華麗なる一族の長女なのです。
さらにこの3頭の馬主は元プロ野球選手でメジャーリーグでも活躍した「大魔神」こと佐々木主浩さんであり、奥さんである元俳優の榎本加奈子さんがヴィルシーナの名付け親でもあります。
ヴィルシーナと同じ12世代には歴史的な名牝 ジェンティルドンナ や、個性派スターホースの ゴールドシップ など、多くのスターホースが活躍した世代でもありヴィルシーナの競争生活は彼ら強力なライバルたちとのまさに波乱万丈、ドラマの連続でした。
同世代のウマ娘
- ジェンティルドンナ
- ゴールドシップ 【史実では4回対戦経験あり】
- ホッコータルマエ 【寮のルームメイト、史実での対戦経験なし】
内田博幸騎手繋がり
- ナカヤマフェスタ
- トーセンジョーダン
- エイシンフラッシュ
- ゴールドシップ
- サウンズオブアース
- シュヴァルグラン
- ヴィブロス
「2」という数字との不思議な縁、2着が多い実力派
https://x.com/uma_musu/status/1726481339560640528
ヴィルシーナは2011年にデビューし、新馬戦を勝利。
しかしなかなか思うように勝ちきれない時期もあり、課題を抱えながらも3歳時にはGⅢクイーンカップを勝利し、牝馬クラシック戦線(桜花賞、オークス、秋華賞)へと駒を進めます。
そしてここから、ヴィルシーナの「2」の伝説の始まりとなるのです。
- 桜花賞(GⅠ):ジェンティルドンナの2着
- オークス(GⅠ):ジェンティルドンナの2着 (しかも5馬身という大きな差をつけられて)
- 秋華賞(GⅠ):ジェンティルドンナの2着 (約7cmというハナ差の大接戦!)
史上初めて牝馬三冠レース全てで2着、しかも1着・2着が全て同じ馬という非常に珍しい記録をヴィルシーナは打ち立ててしまいました。
これがウマ娘のヴィルシーナが「『2』に呪われている」と苦悩する姿にも繋がっているのでしょう。
そんな悔しい思いをバネに、4歳になったヴィルシーナはついにGⅠタイトルを手にします。
2013年 GⅠヴィクトリアマイルで前年の覇者ホエールキャプチャとの大接戦を制し、悲願のGⅠ初制覇。
しかしその後はなかなか勝ちきれないレースが続き、レース中に闘争心を失ってしまう時期もありましたが、チークピーシーズという馬具を着用するといった陣営の工夫によって翌年の2014年 GⅠヴィクトリアマイルでは史上初の連覇達成を成し遂げます。
前年の覇者でありながら、この時は人気薄であったヴィルシーナでしたが、見事な逃げ切り勝ちをしたことにより、前哨戦の大敗を跳ね返しての復活勝利が話題となりました。
その後は宝塚記念に出走しますがゴールドシップに敗れ3着、ちなみにこの宝塚記念で9着となったジェンティルドンナにヴィルシーナが初めて勝利した、まさにヴィルシーナにとって記念すべきレースでもあります。
そして引退レースとなった2014年のGⅠ有馬記念、ジェンティルドンナが有終の美を飾る中、ヴィルシーナは14着に敗れ、このレースを最後に引退。
ジェンティルドンナという偉大なライバルの存在がいる中でも諦めずに走り続け、ヴィクトリアマイル連覇という金字塔を打ち立てたヴィルシーナの競走生活は、多くの競馬ファンに感動を与えました。
引退後のヴィルシーナ

引退後のヴィルシーナは繁殖牝馬として、故郷のノーザンファームで暮らしています。
ここでもヴィルシーナはその優秀な血をしっかりと次世代に伝え、2023年11月時点で5頭の子供を出産し、その中には
- ブラヴァス(父:キングカメハメハ):2020年の新潟記念(GⅢ)を勝利
- ディヴィーナ(父:モーリス):2023年の府中牝馬ステークス(GⅡ)を勝利
など、重賞レースを勝つ活躍馬も登場しており、名牝として次世代にもその力を確実に伝えています。
数々のドラマと記録を残したヴィルシーナ。
GⅠで2着が多かったことに加え、馬主の佐々木主浩さんも現役時代の背番号が「22」、誕生日が2月22日、生まれた時刻も2時22分など、「2」にまつわるエピソードが多くある彼女の頭上に、トリプルティアラを輝かせてあげたいですね。

