「ハルマゲドンを可能な限り交渉によって回避する」という方針の元・対話派所属で、戦争嫌いの交渉官ヒュトギン。
多くのソロモン王が奥義モーションの動きには『???』となったのではないでしょうか、あれは喜・怒・哀・楽を全力で表現し、「自分の感情すらもコントロール」してしまうヒュトギンのあり方を意味しているらしいのですが(デザイナーだより vol.16)いや、わかんねーよ。
あとメギド体が女性ぽっくて妙に乙女チック、カウンターの星6奥義だと特に。
戦闘後もお肌のケアを怠らないほど純正メギドにしては美意識が高く、動きや技名にイタリア語が多い理由は、元ネタとなっている悪魔の役職がイタリア大使であるから。
悪魔の世界でもお国の代表っているですね、これで戦争になったら大変じゃ済まなさそう。
ヒュトギンはどんな悪魔?
画像はバースト
ヒュトギンの詳細情報 – 【公式】メギド72ポータルサイト
悪魔ヒュトギンはコラン・ド・プランシーの著作『地獄の辞典』で地獄の宮廷にてイタリア大使を務める悪魔として紹介されています。
元ネタがイタリア大使だから女性に対して紳士的なのでしょう。ウマスギーノ、イタリアーノ。
ヒュトギンといえばバラム程ではなくても、作る料理があまり美味しくないメギドとして有名ですが、これは大使である美食の国イタリアではなくイギリス料理が元ネタだと思われます。
(イギリスの伝統的な料理は味付けされていない・薄い場合が多いため)
ヒュトギンが大使として務める地獄の宮廷とは、悪魔たちが人間に対してどのように働きかけるか、誘惑するかを示す場であり、また悪魔たちの階級や役割を示す場として『地獄の辞典』に描かれています。
そこでは悪魔たちの役割や地位が非常に重要視されていて、フランス王室の家臣のように階級制度に従って配置されおり、ヒュトギン以外にもメギドで登場する多くの悪魔たちが王族・大臣・大使・司法といった重要な役割を持ち所属しています、最高君主はハエ騎士団の創設者であるベルゼブブ。
大使は自国を代表して外交任務を行うのが仕事なので、元ネタと同じくメギドのヒュトギンも交渉官を務めているのです。
ついでに水使いのグループや、独断で集めた謎のアイドルユニットのプロデューサーも。
他者の行動を監視して干渉する悪魔
画像はカウンター
ヒュトギン(カウンター)の詳細情報 – 【公式】メギド72ポータルサイト
ゲーム内でヒュトギンは可能な限り無用な争い・戦争を交渉で避けようとしますが、損害を少なくするためなら汚れ仕事も普通に行う非情さも持った、油断ならない面を持つメギドです。
その元ネタとなっている悪魔ヒュトギンの持つ主な能力は、『他者の行動を監視し、特定の状況下で干渉する』というもの。
初登場時のバールゼフォンとの関係がまさにそれ
特に配偶者の不貞を疑う夫に命じられると、妻が愛人を引き入れる際にその行動を妨害することができるとされています。セコム!
この能力は「命じることができれば」という条件付きで発揮されるので、他者の意志に依存している能力だといえますね。言わないと動かない指示待ち族?
しかし行動を妨害するという能力なら、リジェネレイト後の能力はBアーツよりブレイクの方が元ネタとして合っていたのでは?と思わずにはいられないのですが…
カウンターだと苦無のような小刀を使ってるんだし。
おまけ:ヒュトギン風フラペチーノ
スターバックスでヒュトギン風カスタマイズをしてみよう!
最後におまけとして、スターバックス店員を目指している自分がヒュトギンをイメージしたカスタマイズはどんなものになるか?ChatGPTで聞いてみました。
そしてChatGPTから返ってきた、ヒュトギン風フラペチーノレシピがこれです。
【注意!:実際にカスタマイズしていないため、味については保証できません。】
ヒュトギン・フラペチーノ
ベース:バニラクリームフラペチーノ
カスタマイズ:
1.チョコレートチップ追加
策を巡らせる「隠し味」的な計算高さを、チョコレートチップの食感で表現します
2.ホワイトモカシロップ追加
ちょっとリッチな甘さをプラスし、ヒュトギンのイタリア由来の優雅な雰囲気を演出
3.無脂肪ミルクに変更
全体的に軽やかにし、スリムな印象を意識しました
4.ホイップクリーム増量
「交渉官として場を和ませる」役割を象徴するふわっとしたイメージを出すために、ホイップクリームを増量します
イメージ:甘くて軽やかながら、チョコチップのアクセントでどこか気の抜けない味わいのヒュトギンの柔らかさと策略家としての二面性を楽しめる一杯です。